Cappuccino:282日め:小さいので
カプチーノを運転していて若干不安を感じる点があります…
どうも小さすぎて、他のクルマからの視認性が悪いようなのです…
無理な割り込みは日常茶飯事ですし…
先ほどもちょっとばかり冷やっとさせられました…
気をつけます…
Cappuccinoのオドメータ:88,278km[納車後6,114km]
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カプチーノを運転していて若干不安を感じる点があります…
どうも小さすぎて、他のクルマからの視認性が悪いようなのです…
無理な割り込みは日常茶飯事ですし…
先ほどもちょっとばかり冷やっとさせられました…
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相変わらずズミクロン35mmの初代、いわゆる“8枚玉”について思いを巡らしておりまして、とりあえず身近なところでは、ヤフオクに出品されている品物のシリアルナンバーと仕様を記録していたりします。
結構取引もあるもので、いろんなことが見えてきます。
最初に出品されたときは元箱付きだったのに、落札され、次に出品されたときは元箱が失われているとか…。ショックですよね。せっかく付いてるんだからちゃんと継承していけよって思います。
いまだに163万台の個体についてのコメントに“1958年にバヨネット5本、M3用4本生産されたうちの1本”とか書かれているのを目にすると、なんだかなあと思います。
その根拠はライツの工場出荷記録らしく、手近なところではHOVE社の「ライカポケットブック」でそれが確認できますし、それなりに信憑性のあることかもしれません。
しかし、それが本当なら、私が初めて買ったのは#1631441でしたし、今手元にあるのは#1631112ですし、中村信一氏の「新M型ライカのすべて」のp.160に見えるのは#1630806ですよね。「カメラスタイル」誌の第1号の表紙に見えるのは#1632144ですし、残りはあと1本ということになりますよね。日本の新潟の山沿いに住んでいる一介のアマチュアの手を、希少な個体のうちの2/5が通っていったのですね。奇跡ですね。
百歩譲って本当だとしても、#163万台の個体は私が拾ってきたデータの範囲でバヨネットが10本、M3用が1本存在するのですが、では、そのバヨネット10本のうちのどの5本が本当に1958年に生産された、あるいは出荷された5本と特定できるのでしょう?
以前にも書いてきましたが、このレンズのファーストロットとしては#1630501~1632500という記録もあり、手近なところでは写真工業出版社の「ライカのレンズ」でそれが確認できます。該当のナンバーは1958年の製造という記録もあり、つまりは2000本も存在すると考えられるのです。ちなみにこのロットは総て“wetzlar”刻印と考えています。
今日、改めてそんなことを書き散らしてみようと思ったのは、どこかで「canada刻印の方が多い」という記述を目にしまして、ホントかよ?と思いまして、手元のデータを確認してみたのですね。統計学的に怪しいかもしれませんが、8割方のロットで最大10%程のサンプルがありますので、該当のロットをそれぞれの刻印であると断定していったのですね。
結論としては、4万本強生産されたこのレンズのうち、おそらく25,000本は“wetzlar”です。ということは、おそらく“canada”刻印の方が少ないことになりますが、せいぜい2:1くらいの割合でしかなく、どちらが希少とか論じる程の問題ではないと考えています。
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勢いというのは恐ろしいもので、キヤノンFD関係のみならず、ニコンのレンズも売りに出しまして、ニコンの純正というかニッコールレンズもきれいになくなってしまいました。
いや、社外品としまして、フォクトレンダーのウルトロン40mmF2をメインに据えましたし、いざというときのために(謎)トキナーのマニュアルフォーカスのAT-X80-200mmF2.8SDなんてレンズもあるのですが、もう、それだけで。
一眼レフといえば、接写と望遠とズームなんですが、ちょっと超望遠いってみたい気がしましてね。部屋の窓辺に意味なく三脚を据えて超望遠レンズを設置しておくというのが“気分”なのではないかと。
そんなことを考えながらあれこれ眺めておりました。昔のマニュアルフォーカスレンズならば、確かに“サンニッパ(300mmF2.8)”あたりでも買えなくはない範囲なのですが、それでも、年に何度も使わないレンズへの投資としては大きいんですね。
ちなみにニコンのレンズとしては、300mmF2.8よりも400mmF3.5の評判がよかったですね。500mmF4もよかったのですが、あれは比較的新しいものですから高めであろう、と。思いっきり古い奴か、あるいは社外品のサンニッパとか。
そこで、思いつきました。テレコンいってみましょう。80-200mmF2.8なら2Xで160-400F5.6に化けますものね。F5.6なら手持ちでも使える範囲でしょう。どうせ使用頻度は低いんだし、画質には目をつぶるということで、生まれてはじめてテレコンというものを買ってしまいました。ニコン純正(笑)のTC-201S。
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職場に投げてあった市川拓司の「いま、会いにゆきます」を、ぱらぱらと読むともなしに読んでいたら、こんな記述を見つけました。
ぼくはずっと昔にお祖父さんから譲り受けたミノルタのカメラを持っていった。
ニコンでもキヤノンでもないのがいいですね。しかし、このカメラ、なんでしょうね?一眼レフかなあ。コンパクトかなあ。この後、セルフタイマーを使う場面があったので、セルフタイマーは付いてるんでしょうけど。
ま、CLEではちょっと若すぎますか(笑)。
そんなもの思いのネタとして、エイムックの“ミノルタカメラのすべて”を眺めているのですが、この書籍によるとCLEって32,000台ほどしか生産されていないことになっていますね。M5よりも少ない数しか存在しなかったということは、けっこうレアなアイテムですよね…。
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エンジンマウント・ミッションマウント、ブッシュ類の交換・強化を行ったカプチーノですが、だんだんとその真価が感じられてきました。
とにかくトラクションが逃げなくなった感じがしますね。
そして、狙ったラインに自由自在に乗せられる感じがしますね。
それでいて、特にデメリットも感じませんから…いや、信号待ちのアイドリングで振動が少しばかり、しかし確実に増したのは認めますが、本当に「そういえば…」と気づくくらいなものです…すばらしい。
これはみなさんにお薦めしたい…ところなのですが、リヤのナックルにはまっているブッシュを抜くためにハブをばらす羽目になり、ついでだからとハブベアリングまで交換することになる作業の請求金額を考えると、やはりお薦めしにくいです…。
でも、なんというか、私の身の丈にあったクルマに仕上がったような気がします。
Cappuccinoのオドメータ:88,037km[納車後5,873km]
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休日出勤の出張先で、自動販売機のカプチーノを…いや、天候が悪化しそうだったので、クルマのカプチーノはガレージの中だったのだけれど…啜りながら考えた。
僕は何を撮りたいのだろう?カプチーノの泡に顔を描いて、露出をオーバーに掛けて色を淡く飛ばした写真だろうか?
いや、違う。技術的にどうすればよいのかわからないわけではないし、気持ちを和ませる流行のそんな写真を否定するわけでもないけれど、自分の写真としては?
僕の中にはグラフジャーナリズム全盛の時代への憧憬があるのだろう。ルポルタージュ風の、内容的にも描写としても若干の緊張感を伴った“硬質”な写真。だからこそ、ハードウェアとしてもボロボロに使い込まれたライカであり、ニコンなのだと思う。
写真は引き算。標準レンズは50mm。それもよくわかる。
しかし、出かける段になって結局35mmに手が伸びてしまうのは、50mmの注視感のその周辺部に自動筆記される情報、撮影中には意識になく、眼鏡装用で少しばかりケラれているファインダーでは…しかもレンジファインダーでは尚のこと…曖昧にフレーミングされてしまう部分そのものに魅力を感じてしまうからなのだろう。28mmでは基本となる50mmの注視感が損なわれてしまうのだ。
だからこそ、絞り込まないアウトフォーカスでの画面整理の手法それはそれとして、ボケが溶けきってしまわずにそこに何があるのかは判別できるレンズ描写が好ましいのだ。
\100の紙コップのカプチーノが迷いをなくしてくれた気がする。何も難しいことを考えなくても、カメラというハードウェアが好き、それだけでもいいのだけれど。
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まだ若干、雪の不安もあるのですが、今朝納車してもらいました。たまたまお日柄もよろしいようで…。
なんだか新鮮というか、操作の仕方を忘れてしまっていて、トランクの開け方をしばし考えてしまいましたよ(笑)。
乗り出してみると、まずKeiと比較してシフトストロークが短くて、
「これ、ギヤはいってるのかなあ?」
みたいなところから始まって、シフトの操作感が堅くなりました。遊びが少なくなるタイプの堅さですね。直接的にはギアコントロールブッシュ、ギアコントロールロアシートの交換の効果でしょうし、エンジンマウント、ミッションマウントあたりの強化も関わっているのでしょうね。かっちりした好ましい操作感です。
足回りについても強化ブッシュに総取っ替えされているわけですが、乗り心地が悪化しているとは思えず…ダブルウィッシュボーン式の美点でしょうね。予想どおりです。
ドライブシャフトのうなりは依然として出ています。これは消えるんじゃないかと密かに期待してたんですが、まあ、そういうものなのでしょう。
ということでまた追々と…。
Cappuccinoのオドメータ:87,993km[納車後5,824km]
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F3AFを売り飛ばしまして、またニコンFマウントのボディはF3/T1台だけになってしまいました。
故障の心配も少ないし要らないといえば要らないのですが、そういう冷静な判断をしてしまうとつまらないので(笑)、もう1台、スペアボディというかサブボディの購入を仮想してみます。
モータードライブが1台ですがありますし、フラッシュ…ニコンでいうところのスピードライト…がF3用のSB-16とSB-17と2機種ありますから、やはりF3シリーズでしょうかねえ。F3Pなんかも安くなってきて魅力的ではありますがね。使用感がさほど違わない(しかし決定的に違うのですが…)のをどう評価するかですよね。仕事カメラとしてはそれがいいともいえますし、趣味カメラとしては違った方がいいという気もしますし。
電子制御のF3に対してメカニカルなボディという選択もありえますよね。とすると、FかF2か。何の変哲もない…ってこともありませんね。アイレベルファインダーのブラックがいいなあ。露出計は不要ということで。ボロボロに使い込まれているのがいいですね
あるいは、若干コンパクトなFM2なんて選択肢もありました。チタンつながりでFM2/Tというのも選べますしね。いや、あの系統は視度補正レンズの縁にゴムが付かないんでしたね。メガネ傷つくからやめましょう(笑)。
う~ん。とすると、1/2000シャッターの魅力でF2ですかね。モータードライブなんかは持たないことにして。ライカを使うときに望遠を任せるというような使い方が正しいですね。チタンボディの安い奴ないですかね…。
いや、使用頻度が低いのに、嵩張って重くオーバークオリティなボディを持ち歩くのも如何なものか…F3のサブ機はやっぱりEMですかね。軽量コンパクトの極みですよね。
ニコンマウントの呪縛から離れつつ、ニコンのレンズを使うという手もありますから…EOS RTとか?またなんか違う物を呼ぼうとしてますよね(笑)。
そうでもなければF4とかF5とかより新しいフラッグシップ機が二束三文という話もあるのがニコンのいいところ。選びようはいくらでもあるんですね、というところで、あくまで仮想の話として終わりましょう。
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一昨日になりますが、ライカ仲間(でありポルシェ仲間)である…って、しつこいか(笑)、otoji氏が遊びに来てくれまして、あれこれしゃべっていきました。
最近はズマリット50mmで撮ることが多くて、必然的にM3になっているとのこと。
M6は「矢印がちらちらするのが気に入らなくて電池抜いて使ってるよ」とか。
しかし、銀塩写真の今後に不安を感じているのは私と同じで、ワンセット残して整理するか、とか、全部手放してスッキリするか、全部売ったらM8、M9は買えるか、みたいな話になりました。
私自身もなんか、真剣にそういうこと考えなければいけないのかなあとかいう気分になって、とりあえずライカ以外の部分を整理する決心がついて、キヤノンFDのシステムをまるまる売りに出しました。
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一昨日になりますが、ポルシェ仲間(でありライカ仲間)であるotoji氏が遊びに来てくれまして、あれこれしゃべっていきました。氏も忙しい人で、今年に入ってから1週間も新潟にいなかったとか。
otoji氏のあれは1976年式でしたか、Carrera3.0は現在車検切れで放置プレイに入っておりまして、私も週に1回ほど氏の車庫前を通る機会があるのですが、秋にはフロントバンパーを覆うようにコスモスが咲き乱れ、それもまた枯れ尽くしてたねえ、みたいな(笑)。
で、どうすんの?って話で、実は○○○○○に買い換えてくれるんじゃないかと期待してたんですが(笑)、まあ、あれは老後の楽しみに手放さないでおくということで。不良在庫していた純正エキゾースト一式、otoji号のために取っておくことにしました。
そういえば、昨日新潟市の秋葉区あたりに出かけたら、シルバーの964ターボ(ルック?)が走ってましたねえ…。
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毎週金曜日は“MINOLTA CLE STYLE”の日(笑)。週刊化を狙った2週目です。
今週は、CLE用のMロッコール90mmF4を購入しました。
M型ライカ用の90mmとして初代ズミクロンのブラッククロームを所有してはいて、それなりに使用してもいるのですが、流石に重くかさばるのは否めません。そこで、携帯性のよいものがあるといいなと思って物色するうちに、値段的な折り合いが付いてコンディションもよさそうだったのがこれだったということでして。ズミクロンを手放すつもりもないのでF4で十分でしょうと。
ラバーフードも携帯性の部分で実用的ですし、悪くないです。
以前は40mmと28mmというシステムでCLEを使っていたのですが、今度は40mmと90mm。システムの完成ということで、また28mmも…という気分にならないでもないのですが、Mロッコールの28mm、曇るんですよねえ。それを気にしながら所有し続けるのに疲れちゃったようなところがあって、もう買いたくないんですよね。買うなら何かしら別な28mmということでしょうけど…。
CLEの28/40/90というミニマムなシステムというのはやはり魅力的ですよね。そういう意味ではCLEとか(CONTAX)G1のシステムはポイントを押さえていていいんですよね。全部揃えても知れてますしね。でも、揃えた瞬間に飽きるという話もありますよね。
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既に販売を終えて久しいわけですが、ヤシカ/コンタックスの純正メタルフードというのは造りがよいものです。遡ってみるとAiニッコールED180mmF2.8Sの引き出し式フードの効果が疑問で、一番長いNo.5に72-86リングを組み合わせて使ったのが最初でしたが、以後、とっかえひっかえして結構な数のパーツを在庫している状況です。
No.1-5までの深さの違う86mmネジのついたストレートな筒に、コンタックスがラインナップしていたフィルター径72mm、67mm、55mmあたりへのステップダウン機能を持たせたテーパー形状の筒を組み合わせるわけですね。
面白いところではテッサー45mm用として55mmからさらに49mmにステップダウンするリングもあって、私もOMの40mmF2用に持っています。
先日手放したOMの55mmF1.2用としても、純正フードを持っていたにもかかわらず、No.4に55-86リングで使っていましたし。
今回は、NewFD85mmF1.2L用の純正フードBT-72がゆるゆるになっておりまして、No.4に72-86リングでいこうと思ったら、55-86リングは3個もあるのに72-86リングが見当たりませんで、例によってヤフオクで探しました。結構出品されていて、いい値段で取引されていますね。
純正比でこんな感じです。
難をいえば、頑丈すぎて、ぶつけたときにレンズ本体にダメージが及ぶ危険性が懸念されるということでしょうか…。
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ビールのCMで、福山雅治がカメラ持ってるというので調べてみました。アサヒ・スーパードライでしたね。
M型ライカだなあ…とは思ったのですがよくわからず…パナソニック・ビエラの37型にかぶりつきで見ていたらわかりました。TVの放送の方がわかりやすいですね。あれはM9です。はい。ブラックボディに白の刻印でモデル名が見て取れます。
レンズはなんだろ…?
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北井一夫氏といえば、永いことM5にズミルックス35ということになっておりました。まあ、比較的最近では、その木村伊兵衛賞の副賞であったM5にはエルマー35ということになっているようですが、私がM5にズミルックス35ということにしているのは…今年はそれがノクトンF1.2になっているわけですが…その北井一夫氏は、という刷り込みの結果であることを隠せません。
先日、田中長徳氏の「チョートクのボクのカメラたち」のM5の項を読んでいると、なんと北井一夫氏のズミルックス35というのは、木村伊兵衛氏の遺品であったとのこと。なるほど、そういう背景があるのですねえ。いい話だあ。
ちなみに、私のズミルックス35は、その木村伊兵衛氏の遺品と同じロットの品物であります。はい。どうでもいいことですが、ちょっといい気分です。
で、今日は「チョートクのボクのレンズたち」という本を読んでおりましたところが、エルマー35の項に、
“10年ほど前に、写真家の北井一夫さんから電話で、何か良いレンズはないか、という質問をされた時に、私は、エルマー35ミリを勧めました。(中略)案の定、北井さんはこのレンズのファンとなりました。”
という記述があります。なるほど、そういうことだったんですね。いい話だあ(謎)。
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そうそう、今年のメインレンズとなった(はず)ノクトンの話です。
今どきの設計のレンズなんでしょうね。描写については開放から安心して使えますね。計算されているんでしょう。ボケもきれいです。
…が、近接領域での開放のピント合わせは厳しいですね。絞ってしまったら意味ないような気がしてチャレンジしてしまうのですが。
まあ、それしか持ち歩かない一本勝負であれば絞っても撮るしかありませんし、ウチのボディたちでは1/1000が限界ですし。とりあえずシャッタースピードはめいっぱいの1/1000にして、なりゆきで絞っていく(開けていく)というような使い方になっています。
半絞り絞ったF1.4もズミルックスの開放より安全であるという考え方もありますしね。それでいいのかも。
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次の文章に出会いました。森本哲郎「この言葉!」に拠りますと…。
“西欧的な美の観点では、完成された美を善しとする。だから、美というものはその頂点をめざして昇りつめることにより創造される、とみなされる。だが、日本人は、逆に、頂点を極めた美がだんだん失われていく、その移りゆきのなかに真の美を見出すのだ。別言すれば、美が盛りに達する段階で、すでにその衰えを予感し、反対に、衰え始めたころに、かつての華やかさを見ると解してよい。”
なんかわかる気もするんですが、じゃあ例えばクルマをいじくりまわしていって、完成というか納得できる状態になったら、それが劣化していく状態を楽しむということ?ちょっと違うような気がするなあ。
ま、当てはまることばかりではないようです。
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ちょっと室内撮影の用があって、ISO400のカラーネガを詰めてあったCLEを持ち出しました。
“引き”がないことが予想されたので、スーパーアンギュロン購入以来使っていなかったGR21mmを久しぶりに引っ張り出しまして、アクセサリーシューにはライカのプラスティックのファインダーを載せてみました。
で、撮影を始めましたら非常に軽快に撮影することができまして、
「あー、やっぱりCLE好きー」
とか思いながら、ある瞬間はたとシャッタースピードを見ていなかったことに気づきまして。そうですよね。外付けのファインダー見てるんですものね。AEまかせで適正露出で撮れてるはずなんですが、ちょっと暗めのところだったので開放のF3.5でも1/8とかなんです。これは半分くらいぶれてるゾ…と。
そこで押さえに持っていた、先日間違って購入したばかりの8枚玉ズミクロン#1631112を取り出しまして、後方の壁に張り付いて撮影することにはなりましたが、開放F2でやっと1/30とかいうシャッタースピードを確保し、事なきを得たのでした。
いや、まだフィルム出してないんですけど。たぶん。
そして今頃になって、28mmのフレームで35mmの8枚玉ズミクロン使ってたかなあとか思い起こしてみたりして。最初のうちはいくらか意識していたんですが、後半忘れてましたね。やっちゃったかなあ…。
だから、まだフィルム出してないんですけど。たぶん。
そもそもCLEのファインダーにはフレームがない21mmと35mmという組み合わせで持ち出すことがどこか間違っている気がしてならない(笑)とはいうものの、やっぱりCLEで使える28mmレンズは必要なんでしょうね。それも、明るい奴…。
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