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2009年1月24日 (土)

Leica:elmar 50mm/3.5 #1333033 M-mount feet-scale

R0010865  なんとなく50mmレンズの話題が続いておりますが…

 私は沈胴という構造自体があまり好きではなく…操作が煩雑であり、M5では沈胴させられず、引き出した状態では強度が出ていないような気がして…使用頻度は少ないのですが、写りがよいので手放せないでいるレンズにMマウントのエルマー50mmF3.5があります。2本購入して1本を残した格好です。シリアルナンバーがちょっと面白いのでこちらを(笑)。

 ものの本によれば、スクリューマウントのいわゆる“赤エルマー”の光学系と同じである、ということで、M3の登場の際に旧世代から光学系をキャリーオーバーしてMマウント化したレンズの一本ですね。

 ライカ用のレンズとしては最も廉価な部類の一本でしょうね。スクリューマウント版ほどのコンパクトさはありませんし、F3.5という開放F値では室内で厳しいのですが、例えばズミクロンにみられるような辛口のシャープネスとは異なる、柔らかさと解像度を併せもったほどよいバランス感覚の描写が好ましいレンズです。開けても絞ってもいいですね。

 ただ、これがシングル・ヘリコイド、つまりピント送りのギヤが一組になっていて、ピント合わせに応じて光学系が回転する、外見上も鏡筒が回転する構造なのです。

 二重構造のギヤをもつダブル・ヘリコイドになると、光学系が回転せず単純に前後するわけです。

 システム上の問題としては、角形フードを使えるか使えないか、くらいなものなのですが、シングルヘリコイドだとギヤにかかる負担が大きくなるわけで、例えば、私が所有する#133033は(株)関東カメラサービスでのオーバーホールを経ているのですが、その際“ギヤが摩耗しており、正常に調整されたボディでは無限遠に行き足りない傾向にある“”という診断をされています。その点は修理不能ということで“ボディに押しつけてピント合わせをせよ”というような指導もいただきましたっけ(笑)。

 もしかするとM3を1台、専用にピント調整して使うくらいの価値があるのかもしれませんが、今のところはそれに至っていません。

 ただ、それを実際の撮影で気にしているかというと全然そんなこともなく、開放でもF3.5ということもあってか、実写結果で感じたことも全くないレベルの話ではあるのですが、ガンガン使い込むのは気が引けてしまいます。やはりコストがかさんでもダブル・ヘリコイドにしてほしかった部分ではあります。

 その点、戦前のレンズなのですがsummarはよくできていて、ダブルヘリコイドなんですね。絞り羽根が6枚だったり、絞りにクリックがなかったりはしますが…。

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