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2008年11月29日 (土)

Leica:ズマール&ズミクロン35・8枚玉の印象

Summar

 M4で撮ったカラーネガがDPEからあがってきまして…

 ¥8,000だったかで入手して、珍しく、関東カメラサービスさん…山崎光学写真レンズ研究所さんではなく…でオーバーホールを行い、光学系は綺麗になったズマールでしたが、どうも印象がよくありません。

 客観的な話をするとですね…

 開放付近では周辺光量が落ちますね。F3.2あたりでもその傾向は残っていますね。F4.5くらいになるとまずまずといえます。これは使いようということですが。

 また、開放付近では周辺部で同心円方向の流れが認められますね。これも使いようかもしれませんし、F4.5あたりでは気にならなくなり、解像度もフレームの端まで文句ないレベルになります。(->作例画像)

 そんな意味で、普通の描写を期待するならば、F4.5あたりまで絞って使え、というようなことになりそうです。

 で、実写の結果を眺めてみたのですが、どうもいまひとつで、粒子がざらついているんですね。発色もよくない。晴天の日ざしなのに、曇り空の下で撮ったかのような地味な絵でして、あれっ?と思ってネガを見直すと揃ってアンダーなんです。

 ズミクロン35の8枚玉と交換しながら撮ったロールでしたし、単体露出計で計測しながらですから、ボディ(つまりシャッタースピード)の狂いとかではなさそうですし、もしかして、開放はさておき、以降の絞りは表示の値よりも実際には暗いということでしょうか?

 まあ、モノクロも含めて、もう少しテストの意味を込めた撮影を続けて様子を見ますが、どうも印象がよくありません。モノが悪いというのではなく、ズマールの“おいしいところ”と私の使い方とが合わない、というようなことでしょうが。

 逆に、文句がないというか、期待以上というか、これだ!というか、超絶の写りをみせてくれたのが、同じロールのズミクロン35の8枚玉でしたね。発色も、抜けも、シャープネスも、ボケも、私はこれ以上のものを要求しません。開放近いと、ズミルックス35的な傾向のハイライトのハロも見えるのですが、ズミルックスほどではないこの程度で私には十分な遊び心かな。ズミルックスよりも明らかに硬派のシャープネスも、私には好ましいです。

 悪い意味の“神話”だのなんだの、酷評されることもあるこのレンズですが、私が所有している個体で撮影した結果の事実を見る限り、きちんと写っていてほしいショットがきちんと写っているのです。どうでもいい“捨てショット”や“遊びショット”なんかどうでもいいんですよね。そのときそれを残したかったという、そのショットがきちんと撮れていれば。その期待に見事に応えてくれるんです。

 それも、“おいしいところ”が私の使い方に合っているというだけのことかもしれませんが、ズミクロン35の8枚玉。私にとっては間違いなく、何をどう考えても、いいレンズです。

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