« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月に作成された記事

2008年8月27日 (水)

付属品

 修理中のルイヴィトンのセミソフトトランク“ストラトス”のために、純正品のネームタグと“パドロック”っていうんでしょうか、要するに“錠前”を仕入れてみました。本体に見合った使い込まれたものです。

 まあ、なんていいますか、やはりそこまで揃えてやるべきだろうと…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月26日 (火)

村上春樹:アンダーグラウンド

 なぜ村上春樹がノンフィクションなのかわからなかった。だから、まったく関心を持たずにいたこの本を、やっと紐解くことになった。村上春樹の「アンダーグラウンド」。地下鉄サリン事件の被害者へのインタビュー集。ノンフィクションだ。

 内容を考えると不謹慎な表現になるかもしれないが、もちろんおもしろい。その後の小説作品に反映されている人間観がそこで培われていることが感じられる。そして、このノンフィクションにおいても村上春樹の文体は100%楽しめる。たとえば、こうだ。

…それは明らかに何かを求めている。といっても、おそらくは私に向かって求めているわけではない。私の向こうにある「別のもの」に向かって求めているのだ。でもその「別のもの」はぐるっとまわって、私のところに戻ってくるはずのものだ。わかりにくい説明で申し訳ないのだが、ふとそういう気がした。

 こうして引用していておもしろいことに気づいた。僕のコンピュータの日本語変換…ATOKなのだが…は“べつのもの”は“別のもの”であって“別の物”にならない。“もどってくるはず”は“戻ってくるはず”であって“戻ってくる筈”にならない。

 20年近く僕の好みの漢字仮名遣いを反映しているATOKが村上春樹の漢字仮名遣いに一致しているというのは、偶然ではないような気がする。これもまた、僕の一部なのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月21日 (木)

Leica:8枚玉研究

 なんとなく気になってしまい、夜中に手元の書籍からシリアルナンバーを拾い始めてみました。けっこうあるもので、サンプル数はざっと50本以上(!)となり、それなりにみえてきたこともありました。ある程度グループ化できるようです。

 まず、最も若いナンバーは、中村信一著「新M型ライカのすべて」に登場する#1630806でした。私が所有していた#1631441より若いナンバーも存在しました(笑)。その他、過去にOSカメラサービスさんで販売されたものですとか、ヤフーオークションに出品されているものと、163万台の少なくとも3個体に出会いましたが、いずれも“M2用”の“WETZLAR”ネームの“クローム”のものでした。

 次のグループとしては、165万台に現れる“CANADA”ネームのもの。このグループは“M2用”“M3用”“M2用ブラック”と仕様もさまざまでした。

 次のグループは、“WETZLAR”ネームの167万台。“M3用”“M2用”も1本ずつみえるものの、大半が“スクリューマウント”のようです。少なくとも、#1671429~#1672236までに出現した5個体はスクリューでした。

 174万台は“CANADA”ネームです。“M2用”“M3用”“スクリュー”“M2用ブラック”と、仕様はさまざまですね。

 185万台は2本しか見つからないうえ、私が所有していた#1852514は“M3用”でしたが、朝日ソノラマ刊「ライカ、写真によるその歴史」のp.346に登場する#1853803は“スクリュー”の“ブラック”ですし、よくわかりません。

 192万台は、“M2用”“ブラック”“WETZLAR”ネームの1個体のみ。

 199万台は、“WETZLAR”ネームで仕様はさまざま。“M3用”の“ブラックペイント”も出現しています。

 201万台は、“CANADA”ネームの“M2用”“クローム”が2本のみ。このうちの1本は、かの福山雅治の所有の個体(ですよね?雑誌「switch」のポートレイトに載っているやつです)。

 以下、サンプル数がばらついているのですが、おそらく…

 204万台“WETZLAR”
 206万台“CANADA”
 209万台“WETZLAR”
 216.8万台“CANADA”
 219.5万台と219.6万台“WETZLAR”
 227.5万台“WETZLAR”
 228万台“CANADA”

 そして問題の231万台ですが、現在私の手元にある#2313417以後の個体として、「ライカ、写真によるその歴史」p.478の“M2用”“ブラック(フィートスケールは黄文字)”#2313492が見られます。また、「新M型ライカのすべて」p.160にも231万台の個体が見えますが、残念ながらナンバー全体は読み取れません。

 ついでに、現在、大阪のOSカメラサービスさんに売りに出ている“ツノ付き6枚玉”が2本あるのですが、いずれも#2416xxxとのこと。

 サンプル数が増えればまた見えてくることがあるかもしれません。差し支えなければ、あなたがお持ちの“8枚玉”のシリアルナンバーと仕様をお知らせいただければ幸いです。

 ちなみに、上記で“M3用”としたゴーグル付きのタイプですが、1969年のニューヨーク・ライツのカタログでは“RF”と呼んでいますね。ドイツ語はさておき、英語圏での正式な呼称といっていいような気がします。

 以上、トータル2時間くらいの作業の成果でした。毎日疲れてんのに何やってんだか…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月20日 (水)

Leica:#2313417

 先日入手した“8枚玉”ズミクロン35mmですが、ふと思いついてシリアルナンバーから製造年を調べてみると…これは1969年製ですね。1969年というのは“8枚玉”の最後の年…というか、第2世代の“6枚玉”が発売された年ですよね。

 記憶をたどると、#2316???くらいの番号帯になると“6枚玉”だったような気がしますから、いずれにしても最後期の個体ではありますね。また、もしかすると番号が前後しているというようなこともあるかもしれませんし。

 その昔…15年くらい前になりますか、初めて手にしたライカのレンズが“8枚玉”だった私ですが、それが#1631441というこれまた最初期の個体で、未だそれより若いナンバーを付けた個体に出会ったことがありません。

 最初期から最後期。どこか違ったりするのでしょうか…?

 一時期使っていた“M3用”というか“RF”の“8枚玉”#1852514、これはものすごい切れ味でしたが、最初期の玉はそれほどシャープな印象はなかったんですよね。

 もちろん、それがどうしたという話もありますけどね(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月16日 (土)

渡辺美里:サマータイムブルース

 根本的にテレビを見なくていい人間なので、本当にたまたま、リモコンを踏んでしまって点いていた、くらいなのですが、BSジャパンで、渡辺美里の2006年の山中湖畔でのライブが放送されていました。

 渡辺美里、好きだったんですよ。どれくらい好きだったかというと…92年の“スタジアム伝説”ツアーのファイナルの横浜アリーナ、クリスマス2デイズを2日とも通って、特に1日目は目の前にビデオカメラが設置されていて、“スタジアム伝説”のビデオに映っているくらい(謎)。

 映像を見ていても、息を殺しちゃいますね。一緒に口ずさむなんてことが考えられないくらい、聴き入ってしまう。なにか、例えば10代の熱いものを思い出させるような。素敵です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

栗本薫:幻の友禅

着物
着物というのもおもしろい世界なのかもしれませんね。少しばかり鬼気迫るものがある本です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月14日 (木)

Leica:カメラのキタムラ

 DPEは最寄りのカメラのキタムラさんへ出しているのですが、同時プリントの¥200割引サービスが終了とのこと。ポラロイドどころではなくて、35mmフィルムも徐々に縮小されていく運命にあるようですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年8月13日 (水)

角田光代&佐内正史:だれかのことを強く思ってみたかった

だれかのことを強く思ってみたか

 作家・角田光代と、写真家・佐内正史のコラボレーションです。どちらも嫌いではないのですが、もっぱらタイトルに魅かれたということでしょうか。

 同名の単行本を文庫化したもので、もちろん単行本よりも版が小さいわけですが、私にとっては、それを身近において楽しめるという意味で、選べるのであれば文庫版を選ぶような気がします。

 いや、いい感じな本です。こういう気分も悪くない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

続・ストラトス

 例のルイ・ヴィトンの古いトランク“ストラトス”の件です。

 その後、ファスナー交換等を含む修理ということで、7月29日に新潟三越1Fのルイ・ヴィトンに預けてきました。その際、「パーツがないかもしれないので、その際は申しわけありませんがお引き受けできかねます。」といわれてしまい…。

 要するにルイ・ヴィトンさんとしては、原状復帰というのが大原則で、そのためのパーツがなければ修理不能ということなんですね。もちろん私のことですから、オリジナルにこだわるなんてことはまったくなく(笑)、実用品として成立していればいいわけですが、とりあえず預けてきたと。

 そうしましたら、既に日付が変わっていますが今日といいますか、8月12日になって「やはり修理不能です」という電話をいただきまして、たまたま出張だったついでに引き取ってきて、その足で新潟市の鍛冶小路にある革製品のお店“藍美”さんに預けてきました。で、私が、

「ナイロンコイルのファスナーでもいいんですけど…。」

などと申しますと、

「いや、コイルでよければウチで作れるんですが、これは真鍮でないと雰囲気壊れるでしょう。大して違わないし注文しましょう。締めて…22,000円以内ですかね。1ヶ月くらいかかるかもしれませんけど。」

 うーむ。頼もしい。こういうレベルで引き受けてくれる店もあるんですよね。ありがたいことです。また余計なもの買ってしまいそうです(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月11日 (月)

大江千里:OLYMPIC

あまり関心がないのですが連日の報道で北京オリンピックが開催されていることはわかります。
それでということもないのですが、今日は出掛けに大江千里の「OLYMPIC」を持ってきました。なんと1987年のアルバムですって。
80年代も遠くなっちゃいましたね。大江千里も活動を休止してるっていいますし。僕は彼と9歳違うのですが、とっくにこのアルバムを創ったときの彼を追い越してしまいました。

関心あるもんにだけ
がんばってるひとにだけ
不器用になるそんなぼくに
フレーフレーエールをおくろう

ここぞというときだけ
決められない弱さに
しゃがんでいるそんなきみに
フレーフレー エールをおくろう

(エールをおくろう)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 7日 (木)

Leica:summicron35/2

Img_6631_2

 ライツのレンズで最も人気が高いような気がする、ズミクロン35mmの1stモデル、いわゆる“8枚玉”です。これも自分のものというつもりはないのですが、アトランタのKEHカメラブローカーズのUGグレードで$645だったのでとりあえず購入しておきました。

 実は、同時にM3用のやはりUGグレードで$399というのも並んでいて、“いっそのこと両方とも…”と思ったのですが、さすがにそれは許されないかな…と(笑)。

Img_6632 このレンズとのコンビネーションとして最強ではないかと勝手に感じているM4クロームに装着してみました。

Img_6633_2 ガラスエレメントは十分にきれいで…確かに外観は傷だらけなのですが、何がUGかというとフィルターネジ山に凹みがあります。なるほどこれですか。ズミルックス35で使っているフィルター内蔵の12504フードを使えば全く問題ないですね。こんなふうに。

やっぱり自分用、かな?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 6日 (水)

Porsche:2148/1055日め:ポルシェの中で

 ポルシェの中で考えごとをするのが好きだったような気がする。
 好きというか、新しい発想がたくさん生まれていたような気がする。
 ポルシェで片道25km/30分の通勤をしていた頃は、仕事の上で重い課題を与えられていたことも確かだけれど、しかし気持ちには余裕があったというような事情もあったのかもしれないけれど、それが仕事に活きていた気がする。
 よく分析してみれば、“ポルシェ”という条件ではなく“左ハンドルだと右脳が刺激される(?)”くらいの条件だったのかもしれないし、実は常に緊張感をもってドライブしていたのかもしれないし、ティプトロの993カレラというレベルの安楽さ(日常的な使用に何の不便もない)は必要であって、ロールケージを張り巡らせたクーラーもないような車両を走らせるときに考えごとをしている余裕があるのかといわれると、そうもいかないのかもしれないけれど。
 そんなふうに考えると、趣味と仕事…それも大きな実績を残せた…が両立していた993カレラと過ごした986日が奇跡のように思える。
 いま993カレラに乗り続けていたとしても、いまが上手くいっているとは限らないのだろう。それがわかっていてもなお、私が過去に囚われ続けているということでもあるのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »