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2007年10月11日 (木)

50mmレンズを考える

 標準レンズ=50mmというのも悩みのタネですね。

 年齢によって画角に対する感じ方も変わるという説もありますが、どうも使いにくい印象があって敬遠してきた50mmレンズなのですが、各社とも一番のバリエーションがあるのも50mmレンズで、結果として私の手元にも50mmレンズが溜まっていたりします。

 ライカMマウントのエルマーF3.5。
 ライカMマウントのズミルックス。
 オリンパスOMマウントのF1.8。
 オリンパスOMマウントの55mmF1.2。
 オリンパスOMマウントのF2マクロ。
 ペンタックススクリューマウントの55mmF1.8。

…うう。数えてみるといっぱいありますね。肥大化したシステム。シェイプアップしたいですね。

 もちろん、それぞれに使えるボディが決まっているわけで、ボディ装着状態での携帯性というようなことも考えなければいけないのですが、一本持っていくとなるとこれが難しい。

07m50310_2 写りだけを問題にすれば、私の場合はズミルックスなんですね。これはもう、動かしようがありません。(私が撮影してきた)ありとあらゆる状況で、常に期待以上の写りを残してくれる、そんな絶大な信頼感をもって使っています。ファインダーを中心に考えたときのベストなボディとしてM3の存在も大きいですし、露出計を重視してM5でもいい。F1.4の明るさがあれば、F1.2だのF1だのといわずとも大概の光は捕まえられるものです…ということで、季節外れの夜桜の作例です。

 ただし…レンジファインダー用レンズの悲しさで、寄れないんですね。カタログデータとしては1m、実際には0.9mくらいまでしか被写体に寄れません。食事ですとか、手元の小物を撮ろうなんて思うと倍率が出ない。気持ちについてきてくれない。

 エルマーも事情は同じ上に、暗いところでは開放F値の暗さも問題になってきます。写りはズミルックスと違う意味で気に入っているのですが。

 では、一眼レフ用ではどうか。実は実写したことがないペンタックスは問題外として(笑)、たまたま私にとっては歴史の浅いOMマウントのレンズが多いわけですが、F1.2にしてもF2マクロにしても、単体で300gを超える重量級レンズでは携帯性に難有りですし、コンパクトなF1.8の0.45mという最近接もレンジファインダーに比べれば格段に近いとはいえ、もう一声、と思わないでもない。

 ちなみに、F1.2のフレアっぽい開放もおもしろいし、F2マクロの切れ味というのも鋭くて、それぞれ使いでがあるんですが。

 携帯性がよく、寄れる、ということでは、ペンF/38mmF1.8がベストな選択なのですが、ハーフ判というのが……。サービス判どまりでそれ以上を期待しなければかまわないのですが、いい絵が撮れてしまった(笑)ときは伸ばしきれず、残念ですよね。

 寄れないレンジファインダーと、寄れる一眼レフではマクロレンズとコンパクトなスタンダードレンズ。なんだかずっとそんなことばかり考えてきたような気がします。ニコンのときも55mmF2.8マイクロとF1.8を、EOSのときもF2.5マクロとF1.8を持ってましたし。ライカRのときはF2だけでしたが、あれもいい写りのレンズでしたねえ。コンタックスG1の45mmも50cmまで寄れたんですが、それもまたもう一声って感じでしたし。

 あちらをたてればこちらがたたず。ままならないものです。

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