« Ai Nikkor 35mm F2S | トップページ | 一脚 »

2007年3月31日 (土)

バックボーン

 ちょっとばかりきっかけを与えられて、自分の“文化的なバックボーン”について考えてしまいました。

 今ではそれなりに語れる趣味もあるかもしれない私ではあるのですが、どれをとっても主体的な学習の結果の知識だったり経験だったりして。田舎育ちですし、だからといっていわゆる旧家に育ったわけでもありませんし、家族に芸術家とか工芸家がいたというわけでもありません。趣味レベルでも音楽が流れているとか、絵画が飾ってあるとかいう家庭でもありませんでしたし。育った環境によって刷り込まれた文化的な何か、継承していくべき何かというものがなさそうなんです。

 確かに小さい頃からそういうことに気付いてはいて、ピアノくらい習わせてくれって思ったけれど許されなかったので吹奏楽部に入ってトロンボーン吹いたのでしょうし、演劇の世界に足を突っ込んだのも、まがりなりにも大学院まで進んだのも、それ自体に魅力があったということ以上に、そういうコンプレックスのあらわれなのでしょう。

 今、ホームタウンを離れて暮らしていて、帰るつもりがまったくないのもそんな理由によるのかもしれません。

 改めてそういうもの、文化的なバックボーンを持っている人が羨ましく思えた、という話でした。

|

« Ai Nikkor 35mm F2S | トップページ | 一脚 »

コメント

戦後の廃墟からまだ60年くらいですからね。
うちらの親の世代でも何も無くなって、一から始めなければいけなかったわけで、生きるのが精一杯だったはずです。
そこから、ちょっと急ぎすぎたのでしょうね。
まぁ、焦らずとも、今のあなたがご子息のバックボーンになるわけですから。

投稿: かむるち | 2007年4月 1日 (日) 09時04分

少しだけ、わかる気がします。

バックボーンとしてそれはそれで、文化に積極的なものではなかったとしてもそこから出発したんですよね。
楽器を始めてから、「もっと小さいころからさせてくれていればよかったのに」と思ったこともありました。
そういったバックボーンがない分、回り道も多かったのかもしれません。
でも、そこからでも自分で動いて手にしたものが大切にしたり自信をもてるものなんだと思います。
もしかしたら、選択肢が多く与えられていたということなのかもしれませんし。

投稿: の | 2007年3月31日 (土) 22時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122250/14469634

この記事へのトラックバック一覧です: バックボーン:

« Ai Nikkor 35mm F2S | トップページ | 一脚 »