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2006年9月 7日 (木)

CLEと私〈其之壱〉

Dsc01063 さて、そのCLEですが、発売は1981年ですか、そのころで、80年代中盤には早くも生産を中止されていますから、まあざっと25年前といういいかたをしていいカメラになっているようです。

 当時の私は、ニコン(のもちろん一眼レフ)一辺倒で、家にあった“F”だとか、発売されたばかりの“F3”だとか“FM2”だとかってカメラを使っていた頃ですね。

 カメラ業界全体の動きみたいなものにも関心があった頃で、CLEというカメラが登場したことも覚えてはいるし、ライカのレンズが付くということも知識としては知っていたし、街のカメラ屋さんの店頭にもディスプレイされていたような気がするんですが、とりあえず縁がないカメラでしたかね。

 コンパクトで使いやすく、レンズが優秀なのも認めるけれど、一眼レフ万能で、レンジファインダーという機構そのものが古くさく感じられた80年代ですし、近接撮影が0.8mまでというのもマイクロニッコールを標準レンズに使っていた私には不満が残るところでした。

 そんなCLEが選択肢のひとつとして現実味を帯びてくるのは90年代初頭のいわゆる“ライカブーム”の頃ということになるでしょうか。ご多分に漏れず、私もそのブームに乗っかって、“8枚玉”ズミクロンなんか買っちゃってですね、“CLE”ではなくて“CL”を購入することになるわけです。

 その時点でCLEの“電気系統のトラブルは治らない”という話はすでにあって、その割には高価だったりして、CLの次はすんなりとM型ライカにいってしまったりしたものでしたね。

 しかし、しかし。心のどこかでは、CLEのコンパクトでキュートな佇まいが気になり続けていて…そう、このデザインは、私の中ではモダンなんです。ミノルタのロゴが新しくなったのが気に入らないという向きもいらっしゃるようですが、私は好きですね。

 そして、気にはなるのだけれど、なんとなく手を出せないでいる…十分に好意はもっているのだけれど、たぶん、触れてはいけないと思いこんでしまっている…そんなカメラとして存在し続けていたのでした。

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コメント

 ライカだと製造番号から生産年が割り出せるのですが、ミノルタブランドのものは“CL”も含めて不明なので、あくまで発売年ということなんですが。4年とか5年とかしかつくってなかったんですよね。

 赤いのは、セルフタイマーのランプですね。人によってはこれがダメっていうことになりますけどね(笑)。

 見た目からはいるのもおおいにアリでしょう。ぜひ(笑)。

 

投稿: りばらん | 2006年9月 8日 (金) 07時53分

これがうわさの(?)。
私よりいっこ年上のカメラさん。
赤いボタンがかわいい♪
見た目から入るのもアリでしょうか…。

投稿: の | 2006年9月 7日 (木) 23時16分

 一眼レフ信仰ですねえ。そんな時代でしたよね(笑)。

 実際、望遠と接写っていう一眼レフの得意分野っていうか、レンジファインダーの苦手分野って、非日常の世界があって面白いじゃないですか。

 でも、なんていうか、日常の記録っていうのが、大事だし、面白いなって思えるようになって(レンジファインダー)ライカなんですよね。

投稿: りばらん | 2006年9月 7日 (木) 17時10分

81年といえば、初めての自分の一眼レフを買った年です。もちろんペンタックスオート110。
まだちゃんと持ってますよ。
やっぱり一眼レフじゃないとダメってのがありましたね。完全に洗脳されていました。(笑)

投稿: かむるち | 2006年9月 7日 (木) 16時54分

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